世界13ヵ国を旅して見えた"幸せ"のありかた

 世界13ヵ国を旅して見えた"幸せ"のありかた - 龍光ブログ

「幸福度が高いといわれる

世界13ヵ国を実際に訪れ、

そこで暮らす様々な方々からの声がまとめられた本。

オススメ頂き、拝読してみました。


アイスランド、オーストラリア、カナダ、コスタリカ、コロンビア、スイス、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、パナマ、メキシコ、ルクセンブルク


実に様々な気候や文化、経済や治安レベルで暮らす

上記の国々の方々が語る

「幸せに大切なこと」は、

面白いことに共通していました。

それは、


「家族や友達との楽しい時間」

「自然との絆を楽しむ」

「自分が持っているものを他者に分け与える」


ということ。


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「私たちは幸せになるためにこの世に生まれてきたのよ。

幸せは私たちの中で見つけるもの。

モノや成功、征服といったことの中に幸せを見つけようとしてもダメ。

私たちがまず征服すべきは、自分の心、自分の精神だわ。

それがうまくいけば幸せになれる。

幸せは心の中にあるんだから」


でも、広告は私たちに言ってくる。

「あなたにはコレコレが欠けている」

「他人にはあるが自分には無い」

「それを買って幸せになろう」


そうして私たちは生産し、消費する。


でもモノをたくさん持てば、

それを置く場所が必要になる。

そしてその場所を用意するために

いろいろと準備しなければならなくなる。


そういう国はモノがあふれかえり、

国民はモノをたくさん持つようになるが、

ゴミも多くなる。

なぜなら国民はモノを生産し続け、

買い続けるから。

それが私たちの社会の目標?

人間はそれによって満足するだろうか?


入手する前の「すばらしいモノ」は

すぐ「普通のモノ」になってしまい、

人はそのすき間を常に埋めようとする。


そして、働きすぎると

時間がなさすぎる。

GNPや利益は上昇しても、

その代償として人間関係は浅くなる。


持っているものが少しだからといって、

どんな大事が起こるというの?

どうして他者をねたむ必要があるの?


あっという間に過ぎ去ってしまう感激より

深い満ち足りた感じを持ち続けるのが

「幸せな人生」では。


今という瞬間をつかまえて、

今を生きること。

まさに今ここにいると実感すること。

それから他者と仲間になること。


住む場所もあるし、

私を支えてくれる両親や友達もいる。

「私には、必要なものはすべて備わっている」と承知できれば

どれか一つの目標を達成できなくても

自分の世界が壊れないことがわかっている。

あなたの家が隣家より小さくてもどうということはないし、

会社の同僚が先に昇進したがっていれば、

その人に「どうぞ」と譲ってやれるだろう。



人生とは、みんなと一緒に楽しむもの。

幸せというのは他者との人間関係だ。

誰もひとりでは幸せになれないから。

自分が他者を信頼していれば、いい生活を送ることができるんだ。

単に互いに親切できわめて思いやりに満ちて行動するだけだ。

つまりはエゴの程度を下げるのだ。


精神の健康は肉体の健康と同じ。

トレーニングせずにマラソンで優勝することなど考えられないように

幸福になるには努力する必要がある。

たとえば、ひと息をいれて、

ちょっとしたことを楽しんでみる。

仕事を中断してバラの香りをかいでみるとか

海辺のどこかに座って生みを眺めるとか。


私たちはしばしば自分がすでに何を持っているかを忘れてしまう。

その結果、小さな喜びを見過ごしてしまう。


人間はひとりで生きているわけではない。

互いに影響を与え合っている。


現代という時代は、ばかげたことだが、そういった直感的に知っていることですら、

それを確認できる証拠がないと納得しない。


でも、科学でも

他人の感情を見聞きすると、自分の脳もそれを一緒に感じたような状態になると言われている。

("ミラー・ニューロン"によって。ただし、ネガティブな感情の連鎖も同様におこる。)

だから

「他の人が喜んでいるのを見れば、自分のうれしくなり幸せになれる」


だから、幸せなんて単純。

まずは自分が、毎朝起きたら、ほほえんでみる。

そして、歩いていって「ハロー」と誰かに言えばいい。


ぼんやり座って、

他の人が私のために何かしてくれるのを待っていたりしないで、

自分で動いていく。


そうすれば、誰かに幸せを与えられ

自分も幸せを感じられる。

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決して治安が良くなく、

経済的にも「貧困」とされる国においても、

この本で登場する様々な方々が共通して

「幸せにおいて大切」としているのは

人間関係、とくに「信頼し、分かち合う」こと。

そして、自然との繋がりでした。

これらは、たまたまこの本で選ばれた方々の

感じ方でしか無いかもしれません。

ですが、この内容は

ハーバード大学が行った人類最長の「幸せの」科学研究の結果や

キリスト教やイスラム教や仏教など宗教で語っている事とも

はたまた2300年ほど前にアリストテレスが語っていた事とも

大いに共通点があるのでは。

そう考えております。


結局は、モノや科学や経済がどれだけ発展しても

ヒトは自然の中で

分かち合い、支え合うことで幸せを感じる動物なのでしょう。

そして、継続して努力していくなかで

自分や、周りとの「人間関係」を育てていくのが

人生という作業なのかもしれません。


それは難しいことはなく、ただ、日々、

自然を感じ歩き、誰かに挨拶(スマイル)するだけでも

幸せは生まれていくのではと考えております。


今日もお付き合い頂き、有難うございました。



そして、善き本を紹介してくれた

佐々木の信ちゃん、いつも有難うね。







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