恩を巡らし紡いでいく - 龍光ブログ

 恩を巡らし紡いでいく - 龍光ブログ


岩手県に参り

次世代を担う若者による「善き自然と人を未来につなぐ」

とある"自然とともに生き学ぶ"プロジェクトの応援に参りました。


当たり前すぎて忘れがちになりますが、

我々は自然の支えがあってこそ呼吸もできて、

日々の全ての食物や電気や水道も、すべて自然から頂いている。

そして、様々な人と人との支え合いで生きている。

お金で何でも解決しようとする時代だけれど

人と人との心のつながりはお金で買えるものではない

生命や自然も 失ったらお金で元に戻せるものでもない。

今、元気に生きていられるのは、全て自然のお陰でもあり

過去の先人たちふくめて、他の人のおかげでもある。

そうして頂いた恩は、次の世代に巡らせて遺していくのが、我々の役割なのでは。


そんな考えを頭で学び、

自然と調和した生活のなかで身体や心で感じられる場と機会を用意していく。

そうして、我々も頂いている知恵や自然を、

次の世代へ紡ぎ、巡らせていく。

そういったプロジェクトです。


このプロジェクトは自分が前世(得度前)からお世話になっている方の元

その縁であつまった若者たちが主導しており、

自分は求められれば、ただ口をパクパクするくらいしかできておりませんが

今回も久々に現地に参って、その開拓の場も見学させて頂きました。

改めて、日本は自然にあふれており、水もキレイで美しい

素晴らしい資産を持った土地だと思います。





このプロジェクトに参加する若者たちは、

以前は都会でサラリーマン生活をしていたり、実家は一次産業関係ないところから

自然に飛び込むなど、様々な背景の方々です。

お金も人脈もありませんが、とてもキレイでまっすぐに目を輝かせ

このプロジェクトに邁進しております。

そんな彼女ら彼らには、地元の高齢の方々も手厚く支援があつまり

山の開拓やら様々な「先人の知恵」を紡がれていっております。


今回も、たまたま通りかかった「山の先輩」より大量の

採れたてわらびを頂いてました。




有難きことです。

こうした現場に触れさせて頂くたびに

様々な課題がある日本という国も未来は明るいと勝手ながら感じております。

新たな息吹は、まだささやかで小さきながらも

各地でこのように起きており、

彼女ら彼らがいる限り、そして素晴らしき自然をもった地がある限り

明るい未来が待っているのでは。

自分ができることは、残り時間は分からないなりに

自分なりに過去学んだり体験したことで紡げること/役に立てることを

押し付けず、そっと置いておいく。求められれば使えるようにしておく。

そんな事ではと考えております。


時がくれば、このプロジェクトももう少しお伝えできるかもしれませんが、

短期や長期でも開拓の労働力のご協力や

重機などの金銭・モノでのサポートも必要になってくる歳には

みなさまにも頭を下げてお願いさせて頂くこともあるかもしれません。

その歳は、何卒よろしくお願いいたします。


今日もお付き合いくださり、有難うございました。







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