「死に至る病」 - 「超解釈 キルケゴールの教え」を読んで

高校生の自分が

その強烈なタイトルに惹かれて手に取ったのが

キルケゴールの「死に至る病」というタイトルの本でした。


当時の自分は、

ただ難しそうな本を読んでいる自分に浸りたかっただけなのかもしれません。


まったく内容は覚えてないですし、

おそらく当時も内容を理解できてなかったと思うのですが

ただ、彼の"強烈"とも言える噴き出す感情が自分に襲いかかって来た感覚だけが

今もなんとなく覚えております。


それ以来、彼の著書には触れたことがありませんでした。


あれから40年以上。

不思議なご縁で、再び彼(キルケゴール)に出会うことができました。




「超解釈 キルケゴールの教え」(堤久美子さん著)


なんと、キルケゴールって、

こんなにも実践的で面白かったのか、と。


著者の堤久美子さんとは、

ひょんなご縁でお話しをさせて頂く機会があり

「哲学を楽しもう!」と

難解で時に冷徹に感じる哲学を、

わかりやすく、あたたかさを持って伝えてくださる方と感じております。


そんな方ならではの、日常に即した、実践的な視点で

「絶望 ( = 死に至る病) 」との向き合い方と、

『「詰んだ」人生から抜け出す方法』を

あたたかみある内容で語ってくれております。


絶望とか苦しみとか、誰だってイヤだと思います。

けれど、その悩みにとことん悩んだからこそ、

自分と向き合ったからこそ、

自分の胸の奥のホンネに気付くことができる。

本当に自分が生きたいと思っている生き方や、

大切と思っていることにきがつける。


だからこそ、そこから抜け出せる方法のヒントが見つかる。

「自分が本来あるべき在り方」の輪郭をつかめる。


そう信じて、苦しいけれど、自分を信じてに自分に向き合えば

自分の中から、苦しみから抜け出す答えは見つかるんだ。


気がついてみると、自分がインドで得度をしたのも、

ある種の絶望を味わったからだったのだなぁ、と気が付かせて頂きました。

だからこそ、自分が本来あるべき在り方、

を自分なりに気がつく機会が生まれたのかもしれません。


この本や、その著者の久美子さんと出会うご縁の生まれ方も

ホントに不思議でおもしろきモノだなぁと感じるのですが、

それを書き出すと、またどこぞの「旅するピアニスト」さんより

「長いよw」と苦笑いをされてしまいますので、今日はこの辺で(笑。


お付き合い頂き、有難うございます。



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