もろもろの事象は過ぎ去る
「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成しなさい」
※中村元. 原始仏典 (ちくま学芸文庫) (p.137)
これはブッダが80歳の生涯で最期に残してくれた言葉とされてます。
僕が大好きな言葉です。
ブッダが生きたとされた時代より、時代が現代に近づくほど、仏教経典の中のブッダは神格化され、アベンジャーズのスーパーヒーローみたいになっていくのですが(それだけ尊敬をされて憧れられた素晴らしい人だったからだと理解しております)、古い時代に書かれたとされる仏教経典ほど、「生身の人間らしいブッダ」の姿が残されてます。
この、ブッダのラストメッセージも、まさに人間くささのブッダの言葉だと勝手ながら捉えております。
「怠ることなく修行を完成しなさい」と語るということは、ブッダも「怠りそうになる」ことがあったのではと勝手ながら思っております。
あぁ、ブッダのレベルでも、ひょっとしたら怠りそうになることはあったのかもしれない。同じ人間なんだしなぁ。と勝手ながら、安心感を頂ける。だからこそ、好きな言葉です。
かつ、ブッダの教えのエッセンスが、この言葉に全て含まれているのではと、浅はかながら感じております。
といった、自分なりに学んだ「ブッダの教えのエッセンス」を、生活に実践的に役立つ内容に特化した内容をまとてみよう。
何者でもないハゲボウズながらに、ブッダの言葉で救われた人間なりの学びをまとめてみよう。
自分の理解の復習にもよい機会になるだろう。
仏教を語る資格などないですし、ただ1年ちょっと前にハゲアタマになっただけで、なんら体系的な学びも仏道修行もしていない。
世の中には、すでに役立つ素晴らしい仏教の解説の書はあまたある。
いまさら自分が書いてどうする、と問う自分もいるのですが、
まぁ、無料で公開するものだし、価値があるという方がもしいれば、その方のために、ささやかながら置いておく。
そんな思いで、元日からこの1週間、仏教の本を読み直し、ずっと書き溜めておりました。
が。。。
ちょっとした不具合で、この1週間、朝から晩まで書き溜めた記事が、
全て消えてしまいました😅。
多少はITに詳しいつもりでしたので
復帰できないかといろいろとトライしましたが、
いろいろ条件が重なりダメっぽい。
まさに、自分で書いた中にある
「もろもろの事象は過ぎ去るものである」
の通りです。
まさに
「怠ることなく修行を完成しなさい」だなぁ。
と、思い起こすと、こうなるリスクは想像できなくはなかったし、
油断して怠ったなぁと。
ニヤニヤしながら、真っ白になった記事の画面を見つめておりました😂。
まっさらから書き直すがゆえに、より洗練されたものができるかもしれません。
ということで、すんなり流すことができました。
ブッダの教えのおかげです。有難きことです🙏。
さ、またゼロから書き直す楽しさを味わいながら、まとめてみたいと思います。
いつもお付き合いくださり、有難うございます。