原点回帰
2024年になり、元旦より「読書始め」として何を学ぼうかと考えて、やはり原点回帰として、仏教(原始仏教 : ブッダ自身が語ったであろう教え)に関わる本を読み直しておりました。
改めて読み直すと、新たな発見まみれで、いかに自分が「分かったつもりになっているか」を痛感する次第です。
「新たに何かを分かったつもりになっている」今の自分も、極めて怪しい。
なーんにも、分かってないまま。という事なのだと思います。
一方で、「それがどうした」と問う自分がいます。
いかに本を何冊読み込んだところで、それが一体、どのように人様のお役に立っているというのか。
自分なりの理解や思索が深まったように感じ、その心地よさで自己満足に浸っているだけではないか。
よく、師匠の佐々井上人から、早朝から本を読んでいる自分に
「本ばかり読まずにバカになれ!」
と叱られていたではないか。
そういう佐々井上人も僕からみると、めちゃくちゃ多くの本を読み漁っていらっしゃる方ではあるのだが😅。
でも一方で、師匠の佐々井上人からの大きな学びは、実際の生活の中で、苦しんでいる人たちを助けていく行動の大切さ。
寺にいるよりも、ひたすら外に出て、様々な人達からの声を聞き、求められることに応えていくことの大切さ。
そうだ、その原点回帰こそ、すべきじゃないか。
今の自分で、できることは他にも何が有るだろうか。
いろいろと考えた結果、今の自分なりに解釈した、
仏道をベースにした「苦しみにくい生き方、心持ち方」をまとめてみております。
自分ごときが、仏門からの学びを文章にまとめる資格など無い、という自分もいながら、いまのレベルでの理解をもとに、自分の理解をまとめる目的でも、文章化してみるのはよいかもしれない。
いやいや、世の中には仏教に関する分かりやすい本や情報サイトも沢山あるのに、いまさらオマエのようなハゲボウズが何をえらそうに語る意味があるのか。
いろいろと、自分の中での問答はあるのですが、ただ座っていても始まらないので、
まずは書き始めてみております。
もしかしたら捨ててしまうかもしれませんが、ある程度まとまったら、こちらのブログ上で公開していくかもしれません。
このように書くことで、公開にむけ自分を追い込んで見る。
そんな感じでしょうか。
せっかくなので、よい機会にしてみたいと思っております。
今日もお付き合い頂き、有難うございます。